窓際族は不幸!? 僕はヒマなのがストレスで突発性難聴になりました

雑記

「あの人は何もしていないのに自分より給与をもらっている」、「上司が1日中ソリティアをしている」といった、窓際族(*1)についての話を聞くことがあります。
まれに、「何もしなくて給与がもらえるなんてずるい、うらやましい」といった意見を聞くこともありますが、窓際族の方々は幸せなのでしょうか。

*1 : 窓際族(まどぎわぞく)とは、日本の企業や団体の職場において閑職に追いやられた、余剰の社員・職員を指す言葉(出典 : Wikipedia)

結論、窓際族は不幸だと考えています。
今回は実体験をふまえて、窓際族が不幸である理由について書いていきます。

そんな見かたを少し変えることで、無駄にイライラすることがなくなり自分のストレスも減らしていけるのではないでしょうか。

やることがないけど毎日出社するストレス

「仕事がないけど出社する」というのは、「やることがないのに毎日出社して1日中座っていなくてはならない」ということになります。
これってめちゃくちゃストレスではないでしょうか。

リストラ部屋みたいな特別な部屋があって、何してても良いというのであれば、勉強をするなり、ゲームをするなり、転職活動をするなりと、自由があって給与をもらえるというステキな環境です。
しかし、ほとんどの場合はそんなことはなく、オフィスのまわりが働いている中で1日中ぼーっとしていることになるでしょう。

周りが仕事をしているので本を読んだり勉強もできない。ゲームをしたりスマホをいじるなんてもってのほか。
そんなことをしたら周囲からどれだけたたかれるのか、、そんな恐怖を感じながらただひたすらに1日中いすに座って過ごすことになる。

目的がない、行っても行かなくても変わらないのに出社して会社で8時間過ごす、、
はっきり言って拷問です。
同じ姿勢で固定し続けるという拷問がありますが、姿勢が固定されないだけでそれと同じレベルです。。

窓際族ではありませんが、自分もシステム保守をやっていた時に同じような状態になったことがあります。

  • ・特に課題がなくやることがない
  • ・たまに課題が発生しても割とすぐに解決してしまう
  • ・他のことができる環境ではない
  • ・それでも出社して8時間座ってなくてはならない

といった状態が数ヵ月続いた結果、唐突に突発性難聴になりました。

  • ・出社してもしなくても変わらないのに出社しなくてはならない
  • ・時間がすぎるのがめちゃくちゃ長いし行きたくない
  • ・マジで時間がもったいない

突発性難聴になった原因は不明でしたが、こんなことを考えながら毎日過ごしていたので、めちゃくちゃストレスを抱えたことが原因じゃないかなと思ってます。

それからは、顧客折衝やなにかチャレンジタスクがあるプロジェクトを選ぶようになりましたw

しがみつかなくてはならないストレス

そんな環境にしがみつかなくてはならないのですから、これもまた大きなストレスとなってくるのではないでしょうか。

日本は職業選択の自由が保障されてますので、嫌ならやめるという選択肢も準備されています。
しかし、長くそういった環境で過ごしているわけですから、自信も粉々に打ち砕かれているでしょう。

人間は失うことに対して大きなストレスを感じますので、「他で通用する自信もないし、収入がなくなると困る」という不安と恐怖を感じながら、それでも、その環境に必死でしがみつくのです。

なんの拷問ですか。。
めちゃくちゃストレスを抱えることになります。

いつクビになるかわからないストレス

当然、仕事をしていないわけですから、いつクビになってもおかしくない状況といえます。

日本は従業員を簡単にクビにできない環境といえど、会社の業績が悪化してリストラをするか倒産するかみたいな2択になればクビになる可能性もあるでしょう。
また、いつまで今の状況が続くのかは誰にもわかりません。
日立といった大企業が欧米のようなジョブ型雇用に切り替えているわけですから、今後は仕事ができないと解雇が当たり前になる可能性もあります。

といった恐怖を常に抱えて過ごしているわけです。
自分で自分の人生をコントロールできないわけですから、もう、とんでもないストレスでしょう。

見かたを変えて自分のストレスを減らす

以上の理由から、窓際族は不幸だと考えます。

そう思うと、仕事ができない人に対して、イライラする前にかわいそうという感情がうかんできませんか。
結果、自分のストレスが減ることになるのではないでしょうか。

窓際族の話から、見かたを変えるととらえ方も変わるという考察をしてみました。
この辺は自分もまだまだ修行中なので精進していきます!

ここまで読んでいただいた皆さんにとって、何かしらのお役に立つと嬉しいです。

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